SSブログ

靖国神社の抱える問題とは!?

今回は、日本人が知らない靖国神社、つまり「靖国問題」について

前回でも書きましたが、
2013年12月に
安倍総理が、靖国神社を参拝した。これが、非常にマズい!
その理由とは。

まず、「靖国神社」について説明します。

元々は、戦死された方の祀る(まつる)ための神社だった。
ここまでは、何ら問題はない。

しかし、1978年に東條英機たちが靖国神社に祀られたことから
おかしくなってくる。

東條英機(とうじょうひでき)とは、だれか!? 

ご存知の通り、日本は第2次世界大戦の敗戦国である。
第2次世界大戦は、日本が起こした侵略戦争であるとされる。
この第2次世界大戦を起こした、重要な決定をした人たちが、
A級戦犯と言われる。

このA級戦犯東條英機がいた。
A級戦犯とは、分かりやすく言えば、「戦争を起こした犯罪人。」
そして、裁判により死刑となった。

だんだん、わかってきたと思う。
安倍総理は、犯罪人を参拝しに行ったのだ。
これが、中国、韓国をはじめ、アメリカからも怒りをかった。


これを、身近な例にたとえてみる。
日本で、残虐な犯罪を犯した外国人がいて、死刑になった。
その死刑になった犯人のお墓に行くことができるか?
しかも、その犯人の国のトップの方(総理や大統領など)が行ったとしたら、
あなたはどう思うか???
結論は、「犯罪者に参拝に行くとは何事だ!」
エスカレートすれば、「(その国は)犯罪を正当化するのか!」
「国民感情を全く無視した行動だ! 
と批判するだろう。
それを、安倍総理は実施してしまったのだ。

個人として参拝するのは、まったく問題はない。
ただし、外国からみると、そうはいかない。
やはり、日本のトップが参拝してしまった、とみられてしまう。
わかりやすく言うと、こうなる。

もしかしたら裁判で明らかになった事実は、違うのかもしれないし、
本当のことは闇につつまれたままかもしれない。
しかし、我々は裁判で確定した内容が、真実に近いと考える。
非常にむずかしいことであるが、少なくとも海外からは
このように、みられている。


ここで、株価をみてほしい。
yasukuni.jpg
(クリックで拡大します)


ちなみに、下のグラフがアメリカのニューヨークダウの株価。
NYダウ.jpg


どちらも、2014年に入り、株価は一気に下落。
しかし、日本は低迷した期間が長い。半年間は下落したまま。
一方、アメリカは下落後、すぐに回復している。
(ちなみに、アメリカ ニューヨークダウは、12月の雇用統計で
 非農業部門雇用者数の伸びが、市場予想を大きく下回ったため
 大幅に下落した。)


本来なら、アメリカとほぼ同じように、下落後すぐに回復する
はずが、下落したまま。
日本は、2013年12月の株価をなかなか超えられない。

理由は、世界から非難される日本だから。
これ以上、日本への投資はしない!

また、世界でも有名な投資家「ジョージ ソロス氏」も
『安倍総理に失望した』と言い、
日本への投資をやめた事実もある。
このことは、日経新聞にも掲載された。


意見はいろいろとあると思うが、
外国からみると、このように考えられている。


参拝自体は、何ら悪くないし、特に日本人は、人が亡くなれば
仏様、神様となるため拝んでいる。
しかも、A級戦犯以外の方も祀られている。

しかし、世界では、この考え方は通用しないことだけは間違いない。

 


コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。