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TPPは、日本にとってマイナスだ!

本日は、2014年9月23日です。
甘利大臣が、TPPをアメリカと再度、協議するとの
ニュースが出た。
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さて、TPPは、日本にとってプラスとなるのか?
答えは、NOだ!


おさらいするが、TPPとは、
「アメリカなどが、例外なしに、関税をかけずに、
製品、サービスを輸出、輸入できる」とするものだ。





しかし、我々にあまり知らされていない重要なことがある。
それは。ISD条項だ。

ISD条項とは、カンタンにいえば、
「まず、企業のための裁判であり、投資家を保護する
目的の裁判である。
(つまり、消費者は無視されている!)

アメリカ企業が日本で不正なことをした場合、
日本企業が、そのアメリカ企業を提訴し裁判を行う。
しかし、その裁判は、日本でなく、常にアメリカで行う。
結果は、誰が考えてもおわかりだろう。
常にアメリカ企業に有利となる。

しかも、控訴はできない。
一度結果がでると、それが確定してしまう。
まさに、泣き寝入りとなってしまう。」

もっと、身近なことで例えると、
アメリカ企業は、遺伝子組み換えの大豆、野菜などを
日本へ輸出したい、と考えるだろう。
一方、日本は、遺伝子組み換えの農産物はキライである。
しかし、TPPにより、遺伝子組み換えかどうかの表示を
せずに日本へ入ってくる!!
日本は、遺伝子組み換えの表示をするよう、アメリカ企業に
求めたとする。

ここからが、問題である。
アメリカ企業が、遺伝子組み換え表示により損失を被る。
となると、アメリカ企業の投資家が不利と
なるとの理由により、日本が提訴されるのだ!
これが、ISD条項だ!!!

問題はさらに続く。
アメリカ企業は、日本に対して、
「あらるゆ製品に対し、遺伝子組み換え表示をするな!」と
日本に対して提訴する! 
そして、アメリカ企業が勝つ!!!

おかしな話だ!
これは1つの例だ。
しかし、間違いなくこうなる。
なぜなら、実際にそうなっている国があるのだ。
カナダとメキシコがその被害国だ!
アメリカとカナダとメキシコは、NAFTAで
TPPと同じような協定を結んでいる。

カナダとメキシコが起こした裁判はすべて負けており、
アメリカ企業が起こした裁判はすべて勝っている!

しかし、このことは政府は言わない。
言えば、我々、国民は反対するのが目に見えているからだ。
これが、アメリカの言いなりの日本の姿か? と疑問を抱く。


これが、TPPの本質だ!!!
私は、今後も物事の本質を言っていく!







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