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シェールガス革命は、あと3〜5年以上かかる。 シェールと原油価格の関係は?

前回、約束した通り、
シェールガス革命が進まない理由をお伝えする。

まずは、この事実を見て欲しい。
住友商事は、2014年9月29日に
海外の資源、エネルギー開発事業で投資回収が見込めなくなり、
2015年3月期の連結決算で減損損失2700億円を計上する。
最終利益予想も2500億円から100億円と、▲2400億円の
下方修正する」と発表した。

わかりやすく言えば、
アメリカでのシェールガスブームを狙って投資していたが、
今後、事業としては成り立たないと判断したのでもうやめる。
投資したお金は、捨てることとなるが、もう潮時だ!
これ以上、お金をつぎ込んで、大損するよりかは
いまやめる方がマシだ!


なぜ!? と思われる方も多いだろう!
答えは、「環境破壊だ!」
シェールガスを採掘するときに、環境破壊が行われる。
具体的には、化学物質を地下水に流すためかなり汚染される。
しかも、大量の水が使われる。

我々、人間の命につながる、水を大量にムダ使いして、
さらには、地下水を化学物質だらけにして汚す。
シェールガス.jpg






こんな商売が成り立つわけがない!!
いや、してはいけないのだ!

アメリカもわかっている。
原油価格が下落しており、ロシア叩きという意見もある。
確かに、その一面もあるだろう。

しかし、本当は、目先の利益を狙ってきただけの会社を
退出させるのが目的だろう。
目先の利益をねらっただけのシェールガス会社倒産も続いている。

今の技術ではダメなのだ。
技術開発が必要なのだ。

だから、環境問題に対し真剣に取り組み、
そして開発力、資金力のある企業が技術開発を進めて、
環境汚染をしない採掘技術を開発をする企業だけに
したいのだ

おそらく、この技術開発はあと3〜5年くらいはかかるだろう。

余談となるが、アメリカでは「リサイクル製品」がステータスと
なりつつある。
日本で、リサイクル製品を思い浮かべてほしい。
例えば、ティッシュペーパーではどうか?
リサイクル製品は、環境に良いとわかっているが、
品質は少し劣る。でも我慢しよう。

しかし、アメリカではリサイクル製品を使うことが
話題となり、またステータスとなりつつある。

私は、アメリカの成果主義や、
人として繋ながりを軽視するやり方を
よく思っていない。

だが、リサイクル製品のステータス化など、
環境を大事にする考えは、見習うべきと思う。

話を元に戻そう。
シェールガス革命! とマスコミは騒ぎ立てるが、
物事の本質を見抜くことが必要だ!

私は、これからも本質をお伝えする。






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