円安はどこまで進む?
今日は、2014年9月16日です。
為替相場は、1ドル=107円台です。
このブログは、是非、投資を考えている方や、いま株や投資信託などに
投資しているが、証券会社や銀行に勧められたためで、貯金、定期預金よりも
利回りがよいからしている、という方に読んでいただきたい。
証券会社や銀行は、過去のことは分析し、今後も良くなりそうだとはいうが、
本質を語らない。(深く研究していない人が多いのが現実か?)
本質を知れば、今後の株価動向、為替動向が見えてくる。
そして、本当の政治も見えてくる。
むずかしいことはありません。このブログはカンタンです。
専門用語も不要です。
本質を語るときに専門用語は不要!
専門用語を使って説明する人は、物事の本質を知らない。
ちょっとでも、相手より優位に立ちたい、と思っているため専門用語で
武装しているだけ。
では、まず為替動向から。
2013年1月時点で、1ドル=85円だったのに、
すっごいスピードで円安が進んでいます。
(クリックで拡大します)
このままいけば、1ドル=110円、いやいや、1ドル=120円まで
進むのでは?
そうなれば、輸出国家である日本経済、景気が良くなり、
いいことだらけ、という評論家もいらっしゃいます。
しかし、現実はそうではないでしょう!
2014年11月ごろ、再び1ドル=100円を割り込み、
1ドル=90円台(98円くらいか?)へ
逆戻りでしょう。
なぜなら、
1:この相場は、安倍総理が、株価を上げたい、そして消費税を上げたいとの
思惑のため、強引に円安を生み出している。
2:円安にするため、アメリカの国債を日本が買い続けている。
アメリカの国債を買う人が多い。(実際は日本が多額のお金を出している)
アメリカが人気があると、少々値上げしても欲しい人は買う。
(分かりやすい例でいうと、何かのコレクターは、少々値段が高くても
人気があるもの、もしくは人気が出そうなものは買いますね)
3:アメリカが高い! つまり、ドル高、円安! となったのです。
しかーし、実際はそんなに人気が出なかったとしたら、どうなりますか?
そうです。せっかくコレクターが高いお金を出して買ったのに、
人気がなくなってしまったら、、、
そうです。値崩れを起こします。
アメリカも、何かのきっかけで人気がなくなったとしたら、
いや、もともと、人気がなくて、日本がアメリカ国債を買って
値段が高くなっていただけだとしたら、、、
結果は、ドル安、円高となります。
ここで、再確認します。
安倍総理就任(2回目)はいつでしたか? 2012年12月です。
ここでもう一度、グラフを見ます。
(クリックで拡大します)
どうです? 安倍総理就任と、円安進行が同時期です。
偶然でしょうか?
「海外の投資家が、安倍政権を期待したためでは?」
との声もあるでしょう。
いやいや、それなら、一層の円高となるはず。
コレクターの例でいうと、
日本が人気が出そうだ! 多少高くても日本を買っておくべき!
となると、円高となるはず、、、
それなのになぜ!?
もう一度、言います。
アメリカも、何かのきっかけで人気がなくなったとしたら、
いや、もともと、人気がなくて、日本がアメリカ国債を買って
値段が高くなっていただけだとしたら、、、
円高が進む、いや円高に戻ると、考えるのが一番自然!!
そう思いませんか?
これだけでは、材料の1つにすぎません。
が、しかし、為替相場、そして株価も日本経済が良いから、悪いからの
影響で動いていることはない、と言えます。
次回は、さらに2014年11月に円高となる要因を言います。